気泡コンクリート製品(読み)きほうコンクリートせいひん(その他表記)autoclaved lightweight concrete product

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「気泡コンクリート製品」の意味・わかりやすい解説

気泡コンクリート製品
きほうコンクリートせいひん
autoclaved lightweight concrete product

生石灰ケイ石を微粉砕したケイ砂セメントにアルミニウム粉末を配合したスラリー (泥漿) を,防食処理をしてセットし,鉄筋を配置した型枠に流し込み,オートクレーブ処理をしてつくる。生産工程中に気泡を出して軽量化される。スウェーデン,旧ソ連,ドイツなどから技術導入され,各種の商品名で売出されている。普通の鉄筋コンクリートに比べて重量は4分の1,耐火性能は変らず,熱伝導率が 0.1~0.3で,10倍の耐熱性がある。建築物の屋根,内外壁,床などに使用される。

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