出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報
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…大和でも水車絞り油株72がみられたが,近世後半には広く各地に,小経営ながら飯米をつき粉をひく水車稼ぎが展開した。【八木 哲浩】
【水タービン】
古くからの水車のほとんどが単に水の落差,すなわち位置エネルギーをそのまま利用しているのに対し,主として水力発電で発電機を駆動するのに用いられている近代的水車は,水が圧力としてもっているエネルギーと,速度エネルギーを機械的な回転のエネルギーに変換するものであり,水タービンとも呼ばれる。水車は古くから原動機として利用され,すでに前1世紀ころのギリシアの文献中に製粉用水車のことが記載されている。…
…航空機に用いられるジェットエンジンもガスタービンの一種である。空気タービンは圧縮空気のエネルギーを利用して仕事を発生させるものであり,また,水車は落差を利用して高い所にある水の位置エネルギーを仕事に変えるもので水タービンとも呼ばれ,もっぱら水力発電に用いられている。 タービンはその主要部を回転運動によって構成できるので構造が比較的簡単である。…
※「水タービン」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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