水中パラシュート(読み)すいちゅうパラシュート(その他表記)submarine parachute

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「水中パラシュート」の意味・わかりやすい解説

水中パラシュート
すいちゅうパラシュート
submarine parachute

大型船を速く制動するために,水中で使用するパラシュートタンカーや鉱石船などの巨大化に伴い,船舶の制動が大きな問題となってきた。 16ノットで航行中の 20万重量tのタンカーが完全に止るためには,プロペラフルスピードで逆回転させても 16分間,4000mも走り,非常の場合にはほとんど役立たない。そこで考え出されたのが水中パラシュートで,鉱石専用船『さんたいさべる丸』 (5万 3612重量t) の実験によると,プロペラを逆回転させるだけの場合は 10.5ノットから完全停止まで6分 40秒,1500m走ったが,両舷に直径 3mの水中パラシュートを2個ずつ,4個を海中に落した場合は4分 47秒,700mに短縮することができた。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

「アサーション」(assertion)とは、より良い人間関係を構築するためのコミュニケーションスキルの一つで、「人は誰でも自分の意見や要求を表明する権利がある」との立場に基づく適切な自己主張のことです...

アサーションの用語解説を読む