日本歴史地名大系 「水主町新開」の解説 水主町新開かこまちしんがい 広島県:広島市中区水主町新開[現在地名]中区住吉(すみよし)町・羽衣(はごろも)町・吉島(よしじま)町武家屋敷町の水主町の南に位置し、東は元安(もとやす)川、西は本(ほん)川(太田川)および支流の竜(たつ)川に挟まれる。南は吉島新開。水主町の南にあるため名が付けられたが、開発の時期は不詳。寛永年間広島城下絵図には新開の記載がなく、元禄の広島城下絵図で描かれている。のちこの沖新開として吉島新開が続く。「芸藩通志」に田畝九町九反余、高一二二・九九七石とあり、明治三年(一八七〇)の郷村帳(「芸藩志拾遺」所収)の高は一五四・九九六石、うち除地〇・七八五石。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by