縮景園(読み)しゆつけいえん

日本歴史地名大系 「縮景園」の解説

縮景園
しゆつけいえん

[現在地名]中区上幟町

中国の西湖の景を模して造られ、泉水せんすい屋敷・泉水館ともよばれた。

浅野長晟入国の翌年元和六年(一六二〇)から造営にかかり、庭園の結構、数寄屋建築は上田宗箇が手掛けたといわれ、比較的小規模のものであった。その後も代々藩主によって手が加えられ、正徳三年(一七一三)吉長は邸内の山池・建物・橋梁島嶼などに雅名をつけ、重晟の時代には天明三年(一七八三)より庭園師清水七郎右衛門を京都より招き整備をさせた。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

2022年度から実施されている高校の現行学習指導要領で必修となった科目。実社会や実生活で必要となる国語力の育成を狙いとし、「話す・聞く」「書く」「読む」の3領域で思考力や表現力を育てる。教科書作りの...

現代の国語の用語解説を読む