水俣病と患者認定

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水俣病と患者認定

熊本県水俣市のチッソ水俣工場がメチル水銀を含む排水を海に流し、汚染された魚介類を食べた住民らが手足のしびれや視野狭窄きょうさくなどを発症した。患者認定は1974年施行の公害健康被害補償法に基づき、国からの法定受託事務として、通常は各県審査会の答申を受け知事が判断する。2022年2月末までに熊本、鹿児島両県で2283人が認定、延べ1万7千人超が申請を棄却された。認定されれば、チッソからの補償金1600万~1800万円と年金などが支給される。

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