水分活性

栄養・生化学辞典 「水分活性」の解説

水分活性

 awAwと書く.食品微生物が利用できる水分がどの程度含まれているかなどの指標になる値で,食品と純水を同じ密封空間におき,空気中の水分と食品,水の間が平衡になったあと,食品の飽和蒸気圧と純水の飽和蒸気圧の比をとって水分活性とする.完全に乾燥した食品は0となり,純水は1となる.微生物は,水分活性が低いと増殖できないので,腐敗しやすさの目安となり,また食品の化学反応の起こりやすさの目安にもなる.

出典 朝倉書店栄養・生化学辞典について 情報

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む