岩石学辞典 「水和作用」の解説 水和作用 水が鉱物や岩石に接触し,それらの成分と結合して水和物が形成される作用で,特に風化作用[Van Hise : 1904].この作用で硬石膏(anhydrite)から石膏が形成され,橄欖(かんらん)岩から蛇紋石が形成される[Hatch & Rastall : 1938].この作用では容積が増大するので,鉱物や岩石は機械的な破壊および分解が促進される. 出典 朝倉書店岩石学辞典について 情報