水干鞍(読み)スイカングラ

デジタル大辞泉 「水干鞍」の意味・読み・例文・類語

すいかん‐ぐら【水干×鞍】

水干を着るような略装のときに用いた鞍。山形が薄く、幅を狭く作ったもの。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

関連語 名詞 実例 初出

精選版 日本国語大辞典 「水干鞍」の意味・読み・例文・類語

すいかん‐ぐら【水干鞍】

  1. 〘 名詞 〙 鞍具一種。水干装束のような略装で日常の料として乗用する軽易な鞍の皆具
    1. 水干鞍
      水干鞍
    2. [初出の実例]「去十九日自大臣殿御馬〈雲雀毛新馬也。置水干鞍。大略以銀作之〉」(出典明月記‐正治元年(1199)八月二五日)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む