水田光子(読み)ミズタ ミツコ

20世紀日本人名事典 「水田光子」の解説

水田 光子
ミズタ ミツコ

大正・昭和期の童話研究家



生年
明治15(1882)年7月30日

没年
昭和39(1964)年1月10日

出生地
熊本県

本名
水田 ミツ(ミズタ ミツ)

学歴〔年〕
東京女高師卒

経歴
東京高師附属小学校訓導として音楽科を担当。義弟神話学者松村武雄の影響を受けて童話研究に興味をもち、その研究に協力した。主著「お噺のしかた」「お噺の研究」は、大正期の口演童話興隆に大きな影響を与え、高い評価を得た。「イソップ寓話集」「世界童話集」などを著す。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「水田光子」の解説

水田光子 みずた-みつこ

1882-1964 大正-昭和時代の童話研究家。
明治15年7月30日生まれ。山崎直方(なおまさ)の妻。義弟の神話学者松村武雄から英語をまなび,欧米の神話・民話翻訳・紹介に協力。欧米のストーリーテリングを研究して大正5年「お話の研究」にまとめ,口演童話の普及につくした。昭和39年1月10日死去。81歳。熊本県出身。女子高等師範卒。本名はミツ。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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