図書館情報学用語辞典 第5版 「ストーリーテリング」の解説 ストーリーテリング 語り手が物語を覚えて,聞き手に語ること.図書館では,公共図書館や学校図書館で子どもを対象に図書館員や教師が物語を語ることを指す.日本では,公共図書館で行われるお話し会の中で,読み聞かせや紙人形劇とともになされることが多い.いずれも子どもたちに読書に対する興味を持たせることを目的とする点では共通しているが,読み聞かせが本や絵本を書いてある通りに読んで聞かせるのに対し,ストーリーテリングは語り手が自分の言葉に直して語るところにその特徴がある.そのため,同じ物語でも語り手によって違った味わいを持たせることができ,また,聞き手の反応を見ながら語り口を変えていくことも可能である.[参照項目] お話し会 | ブックトーク | 読み聞かせ 出典 図書館情報学用語辞典 第4版図書館情報学用語辞典 第5版について 情報
人事労務用語辞典 「ストーリーテリング」の解説 ストーリーテリング 「ストーリーテリング」とは、伝えたい思いやコンセプトを、それを想起させる印象的な体験談やエピソードなどの“物語”を引用することによって、聞き手に強く印象付ける手法のことです。抽象的な単語や情報を羅列するよりも、相手の記憶に残りやすく、得られる理解や共感が深いことから、企業のリーダーが理念の浸透を図ったり、組織改革の求心力を高めたりする目的で活用するケースが増えています。 (2010/12/20掲載) 出典 『日本の人事部』人事労務用語辞典について 情報