水町村(読み)みずまちむら

日本歴史地名大系 「水町村」の解説

水町村
みずまちむら

[現在地名]小倉南区東水町ひがしみずまち西水町にしみずまち、小倉北区高坊たかぼう二丁目

下城野しもじようの村の東、足立あだち山の南西麓にあたる。寛永三年(一六二六)検地帳(北九州市立自然史・歴史博物館蔵)では田七町八反余・分米九〇石余、畠四町二反余・分米一六石余、うち勝右衛門は田七町一反余・畠二町五反余を所持。郷村高帳では高一〇八石余。幕末の各村覚書では本高一〇七石余、田七町九反余・畠四町余、物成三八石余、竈数一二・家数二三・人数四八、牛四・馬二、貴布禰きふね社など。旧高旧領取調帳では高一三五石余。明治二〇年(一八八七)上城野村・下城野村と合併して城野村となる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android