日本歴史地名大系 「水筒先」の解説 水筒先すいとうさき 愛知県:名古屋市東区水筒先[現在地名]東区水筒先町車道(くるまみち)筋の西にあたる南北の通りで、建中(けんちゆう)寺前の西の端から南に向かい、緩やかに曲折しながら辰巳(たつみ)町に接続する。建中寺の堀の湧水が南に向かい、御下(おした)屋敷を回って七本松方面へ流れていた。これが町名の由来で、水塘先・水道先とも記される(蓬州旧勝録)。北部東側の町屋は建中寺の地子、名古屋新田に属する見取地は元禄七年(一六九四)町屋となり(府城志)、享保一三年(一七二八)国方支配から町方支配に移された(吏事随筆)。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by