コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

水蛭子神 ひるこがみ

1件 の用語解説(水蛭子神の意味・用語解説を検索)

朝日日本歴史人物事典の解説

水蛭子神

伊奘諾尊(イザナキノミコト),伊奘冉尊(イザナミノミコト)の最初の子で,蛭のように骨のない子。『古事記』『日本書紀』では,イザナキ,イザナミの2神が国を生もうとして柱をまわったとき,女神のイザナミが先に声をかけて,このような骨なしの子が生まれたので,すぐに葦船(天磐櫞樟船とも)に入れて流したと語られている。しかしヒルコの出生は近親相姦によるものとすべきで,神話的な太古に最初の男(兄)と女(妹)が近親婚によって子供を生んだところ,肉の塊や奇怪な生き物の形で生まれたという神話は,東南アジアをはじめとして世界各地に分布している。流されたヒルコは,のちにエビスさまとして漁民の信仰を集め,七福神のひとつに崇められた。

(西條勉)

出典|朝日日本歴史人物事典:(株)朝日新聞出版
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

水蛭子神の関連キーワード句句廼馳天之吹男神大戸日別神風木津別之忍男神草野姫菊理媛命建日方別建依別鳥之石楠船神蛭児

今日のキーワード

トランスアジア航空

台湾・台北市に本拠を置く航空会社。中国語名は復興航空。1951年、台湾初の民間航空会社として設立。83年に台湾の国産実業グループに経営移管され、組織改編を実施した。92年に国際チャーター便の運航を始め...

続きを読む

コトバンク for iPhone