水蟷螂(読み)ミズカマキリ

デジタル大辞泉 「水蟷螂」の意味・読み・例文・類語

みず‐かまきり〔みづ‐〕【水蟷螂】

タイコウチ科の昆虫池沼のやや深くにすみ、体は細長く、体長約4.5センチ。腹端にほぼ同じ長さの呼吸管をもち、水面に出し呼吸する。前脚はカマキリに似て鎌状をし、肉食性

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「水蟷螂」の意味・読み・例文・類語

みず‐かまきりみづ‥【水蟷螂】

  1. 〘 名詞 〙 カメムシ(半翅)目タイコウチ科の水生昆虫。体長約四センチメートル。形はカマキリに似て、尾端に細長い呼吸管がある。体色は淡黄褐色から褐色。池沼などの水草や水縁の壁におり、ときどき呼吸管を水面に出して呼吸する。見かけによらず良く飛ぶ。日本各地、ロシア極東部、朝鮮、中国、ミャンマーなどに分布。〔生物学語彙(1884)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

スキマバイト

働き手が自分の働きたい時間に合わせて短時間・単発の仕事に就くこと。「スポットワーク」とも呼ばれる。単発の仕事を請け負う働き方「ギグワーク」のうち、雇用契約を結んで働く形態を指す場合が多い。働き手と企...

スキマバイトの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android