水郡邸(読み)にごりてい

日本歴史地名大系 「水郡邸」の解説

水郡邸
にごりてい

[現在地名]富田林市甲田

伊勢神戸藩領の大庄屋を勤めた家で、天誅組ゆかりの家として府の史跡に指定。当家は橘正貝に始まり喜田と称したが、一五代長雄(通称善之祐、のち隼人と改める)のとき水郡を名乗ったと伝える。長雄が家督を継いだ嘉永六年(一八五三)はアメリカ軍艦来航の年で、尊王攘夷思想とその運動が盛んとなる時期である。長雄はやがて家事を実弟に託し、京都と往来して尊攘派の人々と交わり活動した。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

《「晋書」杜預伝から》竹が最初の一節を割るとあとは一気に割れるように、勢いが激しくてとどめがたいこと。「破竹の勢いで連戦連勝する」[類語]強い・強力・強大・無敵・最強・力強い・勝負強い・屈強・強豪・強...

破竹の勢いの用語解説を読む