水野尾村(読み)みずのおむら

日本歴史地名大系 「水野尾村」の解説

水野尾村
みずのおむら

[現在地名]五所川原市水野尾

村内を阿部あべ堰が貫流、東は富升とみます村、西は真黒屋敷まぐろやしき村、北は金山かねやま村支村宮田みやたに接する。

元文元年(一七三六)検地帳に田方八七町二反八畝一一歩・畑方三町八反八畝二九歩、田畑屋敷合せて九一町一反七畝一〇歩、村高五九〇・九一三石とある。同年俵元新田の一つに数えられ、享保一二年(一七二七)には水能尾村とあり、村位は下で石盛は五ツ成であった(平山日記)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

メタン

化学式 CH4 。最も簡単なメタン系炭化水素で,天然ガスの主成分をなしている。また石炭ガスにも 25~30%含まれる。有機物の分解,たとえばセルロースの腐敗,発酵の際に生成され,沼気ともいわれる。また...

メタンの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android