氷り襲ね(読み)こおりがさね

精選版 日本国語大辞典 「氷り襲ね」の意味・読み・例文・類語

こおり‐がさねこほり‥【氷襲・氷重】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 襲の色目の名。表はつやのある白、裏は白の無文のもの。冬に着用する。
  3. 鳥の子紙を二枚重ねたもの。表は鳥の子の白、裏も同じく白を重ねる。また、四季に従い色合わせをする。消息には必ず二枚重ねたものに書き、歌を記すのにも用いた。
    1. [初出の実例]「御文は氷襲の唐の薄様にて」(出典:承応版狭衣物語(1069‐77頃か)二)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

一度利用した製品を捨てずにそのまま再使用すること。ごみの削減に重要だとされる「3R」の一つで、衣類・服飾品や家電などさまざまな品目が取り扱われている。リユース商品の専門店やイベント、フリーマーケット...

リユースの用語解説を読む