氷り襲ね(読み)こおりがさね

精選版 日本国語大辞典 「氷り襲ね」の意味・読み・例文・類語

こおり‐がさねこほり‥【氷襲・氷重】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 襲の色目の名。表はつやのある白、裏は白の無文のもの。冬に着用する。
  3. 鳥の子紙を二枚重ねたもの。表は鳥の子の白、裏も同じく白を重ねる。また、四季に従い色合わせをする。消息には必ず二枚重ねたものに書き、歌を記すのにも用いた。
    1. [初出の実例]「御文は氷襲の唐の薄様にて」(出典:承応版狭衣物語(1069‐77頃か)二)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

〘 名詞 〙 春の季節がもうすぐそこまで来ていること。《 季語・冬 》 〔俳諧・俳諧四季部類(1780)〕[初出の実例]「盆栽の橙黄なり春隣〈守水老〉」(出典:春夏秋冬‐冬(1903)〈河東碧梧桐・高...

春隣の用語解説を読む