氷河性海面変化(読み)ひょうがせいかいめんへんか

百科事典マイペディアの解説

氷河性海面変化【ひょうがせいかいめんへんか】

氷期における陸上の氷河(おもに大陸氷河)の拡大,および間氷期における氷河の融解がもたらした海水面の昇降。たとえば第四紀のウルム氷期の海面は現在より約100m低下していたといわれ,その後約1万5000年の間に100mほど上昇,これは沖積世海進と呼ばれ,日本では,有楽町海進または縄文海進の名で呼ばれている。
→関連項目海岸線

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世界大百科事典内の氷河性海面変化の言及

【氷河地形】より

…海底地形の研究からも氷期には100m以上の海面の低下があったことが知られている。このように陸上の氷河の消長によって海面高が変化することを氷河性海面変化という。当然のことながら,第四紀を通じて繰り返された氷河性海面変化は,世界中の海岸地形の発達を規制し,とくに地殻の隆起地域では海成段丘地形としてその証拠が明瞭に残されている。…

※「氷河性海面変化」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について | 情報

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