氷献上(読み)こおりけんじょう

精選版 日本国語大辞典 「氷献上」の意味・読み・例文・類語

こおり‐けんじょう こほりケンジャウ【氷献上】

〘名〙
古代天皇に氷を供したこと。宮内省主水司(もんどのつかさ)がその任にあたった。
江戸時代、毎年六月一日、加賀藩主前田家から氷を幕府に献上したこと。一説に、献上物は生の鯛で、氷はその保存のためという。〔随筆難波江(19C)〕

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