氷献上(読み)こおりけんじょう

精選版 日本国語大辞典 「氷献上」の意味・読み・例文・類語

こおり‐けんじょうこほりケンジャウ【氷献上】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 古代天皇に氷を供したこと。宮内省主水司(もんどのつかさ)がその任にあたった。
  3. 江戸時代、毎年六月一日、加賀藩主前田家から氷を幕府に献上したこと。一説に、献上物は生の鯛で、氷はその保存のためという。〔随筆難波江(19C)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android