永代寺門前仲町(読み)えいたいじもんぜんなかちよう

日本歴史地名大系 「永代寺門前仲町」の解説

永代寺門前仲町
えいたいじもんぜんなかちよう

[現在地名]江東区富岡とみおか一丁目・門前仲町もんぜんなかちよう一―二丁目

寛永四年(一六二七)八幡宮別当永代寺が創建とともに幕府より与えられた拝領地深川永代寺門前仲ふかがわえいたいじもんぜんなか町とも称した。永代寺門前から西方にかけて広がり、はまぐり(通称一―二丁目)黒江くろえ町・加賀藩前田家抱屋敷・永代寺門前山本えいたいじもんぜんやまもと町などに接する。同町との間にはあぶら堀より分れる入堀があり亥ノ口いのくち橋が架かる。堀留に火の見櫓が建つ。文政町方書上によれば、承応二年(一六五三)門前町屋の家作が許可され永代寺門前と称した。天和二年(一六八二)の火災ののち一時家作が禁止されたが、元禄一〇年(一六九七)に再び家作を願出て許可され、この時より地代を永代寺に納める。延享二年(一七四五)に寺社奉行支配から町奉行支配へと替わる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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