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黒江(読み)くろえ

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

黒江
くろえ

和歌山県北西部,海南市西部の旧町域。中心市街地の一つ。 1934年2町1村と合体して海南市となった。紀伊水道に臨み,近世の熊野街道に沿う。黒江塗の漆器の産地として有名で,その製造技術は岩出市根来寺から伝えられたといわれ,和歌山藩の保護により盛んになった。素材の多くがプラスチックに代わったが,家内工業による製造法を残し,漆問屋もある。黒江湾埋立て地には電力,鋼管,石油化学の工場が立地。

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大辞林 第三版の解説

くろえ【黒江】

和歌山県海南市の地名。黒江塗を産する漆器工業の町。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

黒江
くろえ

和歌山県北西部、海南市の中心地区。旧黒江町。近世から黒江塗の職人町で、和歌山藩の保護奨励を得て発展したが、近年はプラスチック製品が多くなった。前面の黒江湾は古くは黒牛(くろうしがた)といい、『万葉集』にも歌われた地で、近世は廻船(かいせん)の寄港地であった。いまは湾の埋立地に工場が立地する。JR紀勢本線(きのくに線)黒江駅がある。[小池洋一]

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世界大百科事典内の黒江の言及

【海南[市]】より

…和歌山県北西部,和歌山市の南に接する市。1934年黒江,日方,内海の3町と大野村が合体して市制。人口4万7195(1995)。…

※「黒江」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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