永助入道親王(読み)えいじょにゅうどうしんのう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「永助入道親王」の解説

永助入道親王 えいじょにゅうどうしんのう

1362-1437 南北朝-室町時代,後光厳天皇の第5皇子。
康安2=正平(しょうへい)17年3月29日生まれ。母は崇賢門院。応安5=文中元年親王となり,翌年真言宗仁和寺(にんなじ)の門跡(もんぜき)をつぐ。同寺菩提院で法守から灌頂(かんじょう)をうけた。永享9年2月10日死去。76歳。俗名は煕永(よしなが)。法名ははじめ空助。通称は後常瑜伽院御室。日記に「永助法親王記」。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android