永原好知(読み)ながはら よしとも

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「永原好知」の解説

永原好知 ながはら-よしとも

1833-1864 幕末武士
天保(てんぽう)4年生まれ。加賀金沢藩士。嘉永(かえい)4年世子前田慶寧(よしやす)の側小姓(そばこしょう)となり,書物・書写奉行,高岡町奉行。勤王をとなえ,幕府からの慶寧への江戸出府命令をことわらせ,京都入りを進言して長州攻めに反対した。元治(げんじ)元年4月24日死去。32歳。通称は恒太郎。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android