永山亥軒(読み)ながやま がいけん

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「永山亥軒」の解説

永山亥軒 ながやま-がいけん

1815-1879 幕末-明治時代の漢学者
文化12年生まれ。加賀金沢藩士。西坂成庵,大島藍涯にまなび,江戸安積艮斎(あさか-ごんさい)に師事,朱子学をおさめる。藩校明倫堂の講官をへて,維新後は藩の文学教諭。のち中学や師範学校でおしえた。明治12年8月15日死去。65歳。名は平。字(あざな)は政時。通称平太。別号に椿園。著作に「北征日記」「家司職制」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android