永田習水(読み)ながた しゅうすい

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「永田習水」の解説

永田習水 ながた-しゅうすい

1811-1875 幕末-明治時代蒔絵(まきえ)師。
文化8年生まれ。永田文五郎の孫。京都の人。永田家をつぎ,浅野友七にまなぶ。嘉永(かえい)7年皇居炎上後の宮中調度や文久2年の皇女和宮(かずのみや)江戸入りのときの調度などに蒔絵をほどこす。また11代千宗室に師事して茶道にもすぐれた。明治8年死去。65歳。本姓河口通称祐助

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android