日本歴史地名大系 「永町ガマノマガリ遺跡」の解説 永町ガマノマガリ遺跡ながまちがまのまがりいせき 石川県:加賀市大聖寺町永町永町ガマノマガリ遺跡[現在地名]加賀市大聖寺永町市街地の東端、大聖寺(だいしようじ)川左岸の微高地に立地し、弥生時代中期から近世にかけての複合遺跡。昭和五八年(一九八三)河川改修に伴う発掘調査で竪穴住居跡七棟、掘立柱建物跡約八〇棟、土坑約一六〇基などを検出している。おもな遺構は弥生時代後期から古墳時代初頭、古墳時代中期、室町時代後半期の三時期に属し、各期の土器・陶磁器のほかに石包丁・紡錘車・玉類・土馬・温石・漆椀・銅銭・フイゴ羽口など多彩な遺物が出土している。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by