…年貢の賦課は石高で示されるが,実際の納入はあらかじめ米,金(銀)の納入割合が決められている。関東では田方は米納であるが畑方は永納(えいのう)と称し銭で納入し,関西では年貢高のうち畑方にほぼ相当する3分の1が銀納となっている。また米の回送が著しく困難な地方(信濃,大和,佐渡など)は,石代納(こくだいのう)と称し全額を貨幣で納入した。…
※「永納」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...