汗手拭(読み)あせてぬぐい

精選版 日本国語大辞典 「汗手拭」の意味・読み・例文・類語

あせ‐てぬぐい ‥てぬぐひ【汗手拭】

〘名〙 汗を拭くのに用いる小さい布。あせたなごい。あせてのごい。あせぬぐい。あせのごい。あせとり。《季・夏》
浮世草子・新色五巻書(1698)二「知る如く舞装束は、太夫本の借物。〈略〉貲布(さいみ)の古帷子(ふるかたびら)、あせ手拭(テヌグヒ)、壱尺八寸の脇指あり」

あせ‐てのごい ‥てのごひ【汗手拭】

浄瑠璃・娥歌かるた(1714頃)一「あせ手のごひを、むまそふにねぶりやった」

あせ‐たなごい ‥たなごひ【汗手拭】

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android