汗手貫(読み)あせてぬき

精選版 日本国語大辞典 「汗手貫」の意味・読み・例文・類語

あせ‐てぬき【汗手貫】

  1. 〘 名詞 〙 汗のために袖口が汚れるのを防ぐのに用いる手貫。馬の毛、鯨鬚(くじらひげ)または生糸などで作る。《 季語・夏 》
    1. [初出の実例]「汗手貫(アセテヌキ)〈略〉汗手貫老僧も汗をかかるる歟〈月斗〉」(出典時雨(1949)〈青木月斗選〉夏)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android