鯨鬚(読み)クジラヒゲ

精選版 日本国語大辞典 「鯨鬚」の意味・読み・例文・類語

くじら‐ひげくぢら‥【鯨鬚】

  1. 〘 名詞 〙 シロナガスクジラやセミクジラなどのヒゲクジラ類のうわあごから櫛(くし)の歯のように多数たれ下がっている角質板。水と食物とをこしわけるのに用いる。長さ、大きさ、色、枚数は分類上の特徴となる。種々の工業用品として加工され、また、工芸品の材料になる。おさ。ひれ。鯨。
    1. [初出の実例]「吾が国上古には、笏にても何にても、鯨の鬚にて器を制する事なし。後代近世に至りて、鯨鬚を以てする事あり」(出典:随筆・安斎随筆(1783頃)七)

げい‐す【鯨鬚】

  1. 〘 名詞 〙 ヒゲクジラの口中に列をなして生えている長三角形の板状のもの。縁が刷毛(はけ)状になっていて、オキアミなどの食物を海水から濾す役目をする。細工物の材料となる。くじらひげ。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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