普及版 字通 「汞」の読み・字形・画数・意味
汞
7画
[字訓] みずがね
[字形] 形声
声符は工(こう)。〔本草綱目、石三、水銀〕に「(李)時珍曰く、其の、水の如く、銀に似たり。故に水銀と名づく」とあり、また鴻ともいう。汞は丹竈家の用いる名である。明礬塩(みようばんえん)を和して白粉とする。
[訓義]
1. みずがね、水銀。
2. また鴻という。
[古辞書の訓]
〔名義抄〕汞 ミヅガネ
[熟語]
汞砂▶・汞粉▶
[下接語]
化汞・火汞・金汞・銀汞・朱汞・丹汞・泥汞・霊汞・汞
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報