日本歴史地名大系 「江北村」の解説
江北村
えきたむら
天神川河口西岸に位置し、中部の江北浜を伯耆街道が東西に走る。年未詳四月二九日付の尼子晴久書状(閥閲録)によれば晴久は、伊賀三郎五郎が与えられた城から退去せざるをえなくなった場合には「北条三百五拾石、穴久古江北百石」などを与えることを約束している。天文一三年(一五四四)、のちに「天文の水」と伝えられた大洪水があり、天神川の水は
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報