江戸八百八町(読み)エドハッピャクヤチョウ

デジタル大辞泉 「江戸八百八町」の意味・読み・例文・類語

江戸えど八百八町はっぴゃくやちょう

江戸の町の数の多いことをいった言葉。江戸全域。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「江戸八百八町」の意味・読み・例文・類語

えど【江戸】 八百八町(はっぴゃくやちょう)

  1. 江戸の町の数が多いのをいったことば。「江戸は八百八町、大坂八百八橋」などという。また、江戸市中全域。
    1. [初出の実例]「江戸八百八丁に隠れのねえ、杏葉牡丹の紋付きも」(出典:歌舞伎・助六廓夜桜(1779))

江戸八百八町の補助注記

一説に「八百八町」は明暦三年(一六五七)の大火のときの町の両側延べにした町数というが、実数ではあるまい。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android