江戸袋村(読み)えどぶくろむら

日本歴史地名大系 「江戸袋村」の解説

江戸袋村
えどぶくろむら

[現在地名]川口市江戸袋一―二丁目・江戸えど一―三丁目・赤井あかい二―三丁目・本蓮ほんぱす二丁目・同四丁目

本郷ほんごう村の南西に位置し、平坦な村。ほぼ中央を千住せんじゆ(現東京都足立区)へ至る道が東西に通り、南端毛長けなが堀が東流する。田園簿では田一五一石余・畑一四六石余。江戸時代を通じて幕府領であったと考えられる(田園簿・改革組合取調書など)元禄郷帳では高三四八石余。明和三年(一七六六)から日光御成道鳩ヶ谷宿へ定助郷に出役(「定助郷証文并代官地頭姓名道法書上」船戸家文書)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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