江戸順礼(読み)えどじゅんれい

精選版 日本国語大辞典 「江戸順礼」の意味・読み・例文・類語

えど‐じゅんれい【江戸順礼・江戸巡礼】

  1. 〘 名詞 〙 寛文一六六一‐七三)頃、江戸富商婦女茶屋女などが、巡礼姿で市中寺院巡拝をしたこと。その華美に着飾った巡礼姿が目をひいた。女順礼。
    1. [初出の実例]「昔、京順礼、江戸順礼といふことありときけり」(出典:随筆・足薪翁記(1842頃)二)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android