江村彦之進(読み)えむら ひこのしん

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「江村彦之進」の解説

江村彦之進 えむら-ひこのしん

1832-1864 幕末武士
天保(てんぽう)3年2月4日生まれ。本城清の弟。周防(すおう)(山口県)徳山藩士。江戸で安積艮斎(あさか-ごんさい)にまなぶ。帰藩後,尊攘(そんじょう)派として藩の海防局長,会計局長となる。元治(げんじ)元年7月の禁門の変のあと保守派が台頭し,8月12日暗殺された。33歳。名は厚。字(あざな)は季徳。号は風月,酔顛(すいてん)。編著に「徳山略記」。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android