江蔵地新田(読み)えぞうちしんでん

日本歴史地名大系 「江蔵地新田」の解説

江蔵地新田
えぞうちしんでん

[現在地名]我孫子市江蔵地

布佐ふさ村の北にあり、北から東にかけて利根川南岸が大きく蛇行する。享保四年(一七一九)布川ふかわ(現茨城県利根町)から分村して成立したとされ、嘉永六年(一八五三)年貢割付状(加藤家文書)布川村之内江蔵地新田とあり、三七町四反余は皆畑で高一五五石余、永二一貫二三四文余のほか川役永五〇〇文・小猟船役永五六三文余などが課されている。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android