江釣子神社(読み)えづりこじんじや

日本歴史地名大系 「江釣子神社」の解説

江釣子神社
えづりこじんじや

[現在地名]江釣子村下江釣子

祭神は少彦名命、大山祇命・品陀和気命・伊邪那岐命・伊邪那美命。祭日は九月一九日。旧村社。御本尊正観音菩薩縁起(江釣子村史)によれば嘉禄元年(一二二五)禰宜五郎の一子六郎が長く患っていたが、ある夜、日御神の「長瀬の渡し舟場、西の河中に至り釣りすべし、忽ち治らん」との夢告を得、釣針を垂れていたところ、やがて一寸八分の赤銅の像を和賀川から釣上げた。五郎は驚いてわが家に捧持し、仮宮を急造し奉祀した。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android