池上慧澄(読み)イケガミ エチョウ

20世紀日本人名事典 「池上慧澄」の解説

池上 慧澄
イケガミ エチョウ

明治〜昭和期の僧侶 臨済宗大学学長;妙心寺(臨済宗妙心寺派)住職



生年
安政3年2月29日(1856年)

没年
昭和3(1928)年9月22日

出生地
筑後国(福岡県)

旧姓(旧名)
宮本

経歴
京都妙心寺の越渓守謙や小林宗補に師事し、臨済宗妙心寺派の僧となって宗補の法を継ぐ。号を湘山、柏蔭室と称した。のち妙心寺住持、臨済宗大学(のち花園大学)学長などを務めた。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「池上慧澄」の解説

池上慧澄 いけがみ-えちょう

1856-1928 明治-昭和時代前期の僧。
安政3年2月29日生まれ。臨済(りんざい)宗。京都妙心寺の越渓守謙(えっけい-しゅけん),小林宗補に師事し,宗補の法をつぐ。妙心寺住持,臨済宗大(現花園大)学長などをつとめた。昭和3年9月22日死去。73歳。筑後(ちくご)(福岡県)出身本姓は宮本。号は湘山,柏蔭室。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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