池口村(読み)いけぐちむら

日本歴史地名大系 「池口村」の解説

池口村
いけぐちむら

[現在地名]金津町池口

河原井手かわらいで村の南にあり、村内を丸岡まるおか道が通る。慶長三年(一五九八)検地帳の末尾田畑集計部分を丸岡藩領全域について書写した越前丸岡領水帳写(吉沢家文書)によれば、総高三〇六石、田方八町二反・畑方九町七反余。なお同一一年頃の越前国絵図では長畝のうね下郷に属していた。寛永元年(一六二四)以降丸岡藩領。

当村は十郷じゆうごう用水の支流上江うわえを用水として利用したが、用水・排水に苦労し、正保郷帳にも「日損水損所」と記す。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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