顛末(読み)テンマツ

デジタル大辞泉 「顛末」の意味・読み・例文・類語

てん‐まつ【×顛末】

《「いただき」から「すえ」までの意》事の最初から最後までの事情一部始終。「事件顛末
[類語]過程経緯いきさつ一部始終プロセス始末次第子細曲折

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「顛末」の意味・読み・例文・類語

てん‐まつ【顛末】

〘名〙 (顛(いただき)から末までの意) 始めから終わりまでのいきさつ。全部の事情。
※翰林葫蘆集(1518頃)一二・悦岩忻公大禅定門活下火「予嘗賛于其寿像、且述其行事顛末
読本椿説弓張月(1807‐11)拾遺・序「王女(わんにょ)白縫の顛末(テンマツ)」 〔戴復古‐訪陳与機県尉於湘潭下摂市〕

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