池城墓
いけぐすくばか
[現在地名]今帰仁村平敷
ジニンサガーラの下流右岸にあり、方音ではイチグスクバカあるいはイチグシクバカとよぶ。池城墓の名称の由来は不詳であるが、一八八四年(明治一七年)にまとめられた名護間切屋部村(現名護市)の豪農久護家の元祖歴代日記に池城墓と記されていることから、少なくとも明治期からの名称であった。
墓は崖を掘抜いた横穴式で、前面は石積みがなされ、上部には石板で屋根型に庇を設け、垂木を模した彫込みがある。
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報
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