精選版 日本国語大辞典 「池川縫針」の意味・読み・例文・類語 いけのかわ‐ぬいばりいけのかはぬひばり【池川縫針】 〘 名詞 〙 近江国(滋賀県)大津の追分で作られる縫い針。万治二年(一六五九)大黒屋森越清兵衛が山城国(京都府)伏見池川村から移住して、作り始めたところからいう。池の川針。追分針(おいわけばり)。[初出の実例]「綣村鍋、四十九張のきせる、池の川縫針、守山鞦(しりがい)」(出典:俳諧・本朝文選(1706)二・賦類・湖水賦〈李由〉) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例