日本大百科全書(ニッポニカ) 「池田温泉」の意味・わかりやすい解説 池田温泉いけだおんせん 島根県中央部、大田(おおだ)市三瓶山(さんべさん)西麓(せいろく)にある冷泉(泉温21℃)。泉質は放射能泉で「ラジウム鉱泉」として有名。1914年(大正3)の調査でラドンが測定され、1939年(昭和14)には含有量が世界一とされた。慢性リウマチや神経痛によい。入浴以外に飲用としても利用される。JR山陰本線大田市駅からバスが通じる。[野本晃史] 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例