池田義信(読み)イケダ ヨシノブ

20世紀日本人名事典 「池田義信」の解説

池田 義信
イケダ ヨシノブ

大正・昭和期の映画監督,映画プロデューサー



生年
明治25(1892)年3月10日

没年
昭和48(1973)年9月1日

出生地
長野県長野市宇木町

本名
池田 義臣

学歴〔年〕
電信学校卒

経歴
長野郵便局局員を経て、大正9年上京、演劇の世界に入る。10年松下蒲田に入所、同年「生さぬ仲」で監督デビュー。以後「祇園情話」「船頭小唄」「いろはにほへど」など蒲田調作品を監督。昭和11年監督をやめ、製作関係で活躍、戦後の20年日本映画連合会事務局長に就任。26年からは映倫副委員長を兼任した。夫人往年の松竹大スター・栗島すみ子

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「池田義信」の解説

池田義信 いけだ-よしのぶ

1892-1973 大正-昭和時代の映画監督。
明治25年3月10日生まれ。栗島すみ子の夫。大正9年東京の松竹蒲田(かまた)撮影所にはいり,11年の「生(な)さぬ仲」が第1作。戦後は映連,映倫の事務局長をつとめた。昭和48年9月1日死去。81歳。長野県出身。電信学校卒。本名は義臣。作品はほかに「船頭小唄(こうた)」「いろはにほへど」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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