決を付ける(読み)きまりをつける

精選版 日本国語大辞典 「決を付ける」の意味・読み・例文・類語

きまり【決】 を 付(つ)ける

  1. 物事決着をつける。また、秩序を立てる。〔詞葉新雅(1792)〕
    1. [初出の実例]「一旦極りを付けてから、お話をしやうと思って居りましたが」(出典:塩原多助一代記(1885)〈三遊亭円朝〉一〇)
  2. そういうものだと決めこむ。
    1. [初出の実例]「今日は他人でも明日は堕落(おっこち)に成に違へねへと、極(キマ)りを付(ツケ)て居るのだア」(出典:滑稽本・七偏人(1857‐63)三)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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