決所・極所(読み)きめどころ

精選版 日本国語大辞典 「決所・極所」の意味・読み・例文・類語

きめ‐どころ【決所・極所】

〘名〙
物事過程で、決着をつけるのにつごうのよい箇所、または時機
※歌舞伎・浮世柄比翼稲妻(鞘当)(1823)序幕「『そんなら最前の』〈略〉『なんと、好い極(キ)め所(ドコロ)であらうがな』」
② 物事のもっともたいせつな所。要所
浮世草子世間娘容気(1717)一「湯風呂に長入してめったみがきにみがけど、きめ所をしらぬゆへ」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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