沃素澱粉反応(読み)ヨウソデンプンハンノウ

デジタル大辞泉 「沃素澱粉反応」の意味・読み・例文・類語

ようそ‐でんぷんはんのう〔エウソデンプンハンオウ〕【沃素×澱粉反応】

でんぷん沃素によって青紫色を呈する反応。きわめて鋭敏で、微量の沃素またはでんぷんの検出利用

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「沃素澱粉反応」の意味・読み・例文・類語

ようそ‐でんぷんはんのう ‥デンプンハンオウ【沃素澱粉反応】

〘名〙 澱粉単体の沃素と反応して青紫色に呈色する現象。きわめて鋭敏でごく微量の澱粉あるいは沃素の検出に用いられる。用いる澱粉の構造あるいは分子量によって青・紫・赤・褐色まで変化する。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android