江戸時代の蘭学において用いられた語。幕末の「英和対訳袖珍辞書」(一八六二)や「附音挿図英和字彙(初版)」(一八七三)には見えないが、「薬品名彙」(一八七三)などの学術用語集には出ており、「附音挿図英和字彙」にも第二版(一八八二)では収録されている。明治一〇年代頃に一般化したか。
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報
中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...